ふと思うこと
どこから、何をもって人はノーと言えなくなるのだろう?
家族の中では、「えー」とか「やだなー」とか何の気なしに言葉に出していえるのに、あまり親しくない人にはなかなか同じことは言えなくなる。
関係性が与える影響もあるだろうな。
何をお願いされるかってことも大事な要素。
突然の仕事を頼まれたらもちろんブーイング。でもノーとは言わないかも。
なぜ突然こんなことを考えたかといいますと、今日戦争の話を読んでいて、なぜ兵士は戦争に対してノーと言えないのか疑問になったからだ。
この考えはとてもバカバカしいかもしれない。
兵隊は国を守るという関係が存在しているんだし、戦争に行けと言われても、当然ノーなんていうわけがない、と言われそう。
でも人を殺しにいけと言われたら彼らは行くだろうか?
どうなんだろ?
単に殺しを楽しむことができる変人なら話は別だが、兵士だって温かい心を持った人間。きっと良心に響くんじゃないかな?
戦争から帰ってきた人がおかしくなるってのは、良心が葛藤した結果だと思う。
殺したくないのに殺してしまった死体を見た時、きっと苦しんだんだろう。
なぜそうなる前にノーと言えないんだろう?
なにが良心に歯止めをかけているんだろう?
知りたい。
とても重い内容の日記になってしまった。
申し訳なかとです。