おばあからのメッセージ

 ひめゆりの上映会とってもたくさんの人に来てもらえました。
色々協力してくれたみんなありがとう。

 入場の忙しい時間帯が過ぎて、オイラも一観客として映画を見せてもらいました。
開始10分で涙があふれてきました。
オープニングでひめゆりの生存者の一人のおばあが亡くなった友人の写真を撫でる映像があって、そのおばあのさびしさと深いやさしさと背負っている思い出の重さがにじみ出ていて、たまらなくなってしまいました。

 映画を見て感じることが多すぎて、何を書いていいのか分かんなくなっちゃいました。
一つだけ強烈だったのは極限の環境では正気と狂気はホントに紙一重なんだってこと。
おばあ達の語りの中で死体や切断した四肢を無感覚で処理している自分にフッと気がついてしまったってところがあって、正気って気がつかないうちに失うもんなんだって思った。
狂気に自分がいるってことに気がついたらどんなに辛いんだろう?
いっそ気がつかないほうが楽なのかもしれないな。
そんな経験できないから一生分からないけど、それでいいです。
それはおばあ達も望んでないだろうし。
すべての人がそんな経験をしない世の中にしなきゃだわ。

今日はとっても良い映画を観れました。

つらい過去を話してくれたおばあ達に感謝。
ありがとう、おばあ。